ブタマンのひとりごと

太った男のひとりごとです

正論の危険性について

 正論は人間の感情を無視する点で、実現性に劣り、下手をすると組織が内部分裂するおそれがある。また、正論に違和感を持たない人間は裏切ることに躊躇いがないので組織を破壊し尽くした末に自分だけは逃走することがよく見受けられる。結局残るのは焼け野原だけということになる。人間には必ず感情が存在し、感情は人間の意思決定における重要な要素である。だから、信者を除けば感情的に違和感を覚えることをすることは大きなストレスや不満になる。もっとも自分ではやらないので、正論を言う人間自体はあまりストレスを感じない(または、サイコパス等の精神異常者か)。だから、クズほど正論をよく言うのである。
 ただ、正論はある程度理にかなっていたりするので使用する場合には注意が必要である。実行する人間やその主張を聞く人間の感情に配慮した主張になっているか、よく検討すべし。